千川通りは、豊島区南長崎の都道420号線から、練馬区の青梅街道に至る延長9kmの概ね2車線、一部4車線の都道です。
千川通りは江古田駅付近から練馬駅前を経て富士見台駅付近までは西武池袋線と併行し、沿道には武蔵大学や練馬区役所があります。 終点側の西武新宿線の上井草駅の西側には、車で千川通りをたどれない区間があります。
千川通りの概要
| 東京都通称道路名 | No.86 千川通り （昭和59年東京都告示） |
| 道路法の路線名 | 都道439号椎名町上石神井線 |
| 都市計画道路名 | 補助第229号線 |
| 主な交差道路 | 交差点名 | |
|---|---|---|
| 起 点 |
都道420号線 | 千川通り起点の交差点 豊島区南長崎六丁目 |
| 環七通り | 桜台陸橋の下の交差点 | |
| 目白通り | 豊玉北六丁目交差点 | |
| 中杉通り | 中村橋駅交差点 | |
| 旧早稲田通り | 旧称八成橋交差点 | |
| 環八通り | 旧称八成橋第二交差点 | |
| 新青梅街道 | 井草四丁目交差点 | |
| 終 点 |
青梅街道 | 関町一丁目交差点 練馬区上石神井一丁目 |
東京都が通称道路名として定めている千川通りは、豊島区南長崎の都道420号線の名前のない交差点から、練馬区上石神井の青梅街道の関町一丁目交差点に至る延長9kmの概ね往復2車線、一部4車線の都道です。
千川通りは、起点側では江古田駅付近から練馬駅前を経て富士見台駅付近まで西武池袋線と併行し、沿道には武蔵大学や練馬区役所があります。 終点側では西武新宿線の上井草駅の西側で踏切をクランク状に曲がる地点で右折禁止がかかっているため、車で千川通りをたどることはできません。
千川通りは、暗渠化された千川上水の用地を活用した道路です。 千川上水は江戸時代に六義園や浅草寺などへの上水として造られ、昭和40年代までは農業用水や工業用水としても利用されていました。 富士見台駅付近から八成橋交差点まではプラタナスの並木が整備されていたり、立野橋交差点から終点の関町一丁目交差点までは千川上水緑道が併設されています。
千川通りは全線が都道439号線（椎名町上石神井線）で補助第229号線です。
なお、文京区の小石川植物園付近に文京区が『千川通り』と名付けた道路があります。 この道路も千川上水敷を活用した道路ですが、東京都が定めた千川通りとは繋がっていません。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
千川通りの現況
千川通り起点の交差点 （都道420号線交点）
千川通りの起点は、目白通り（都道8号線、放射第7号線）と中野通り（都道420号線、補助第26号線）とが接続する南長崎六丁目交差点の北側の名前のない信号交差点です。 中野通りが目白通りの南側の名称のため、千川通りとの交差点は中野通りの延長上の都道420号線（鮫洲大山線、補助第26号線）との交点になります。
目白通りの都心側から南長崎六丁目交差点に至ると、右折が千川通りと案内されていて、次の交差点を左折するよう案内されます。
千川通りは練馬総合病院や西武池袋線の江古田駅の付近を通り、江古田駅付近から桜台駅付近までは桜並木が続きます。
都道420号線からみた千川通り起点の交差点
写真出典〕当サイト撮影（R4.10）
道路情報便覧交差点コード〕No.5339451501
千川通り起点の交差点からみた千川通り
写真出典〕当サイト撮影（R4.10）
桜台陸橋の下の交差点 （環七通り交点）
環七通り（都道318号線、環状第7号線）が千川通りと西武池袋線の上を桜台陸橋で越えます。 陸橋の下の名前のない交差点を左折すると環七通りで高円寺方面に向かい、右折は西武池袋線があるためにできません。
桜台陸橋交差点の手前に武蔵大学が、交差点の先に西武池袋線の桜台駅があります。
千川通りは、西武池袋線と都営大江戸線の練馬駅前を通ります。
豊玉北六丁目交差点 （目白通り交点）
目白通り（都道8号線、放射第7号線）と豊玉北六丁目交差点で交差します。 目白通りに左折すると飯田橋方面に戻り、右折すると谷原方面に向かいます。
豊玉北六丁目交差点の手前の南方に練馬区役所があります。
中村橋駅前交差点 （中杉通り交点）
中杉通り（都道427号線、都計道外）と中村橋駅交差点で交差します。 中杉通りに左折すると阿佐ヶ谷方面に、右折すると中村橋駅に向かいます。 中村橋駅交差点から北の中杉通りは商店街の中を通る一方通行の狭い道です。
中村橋駅交差点のひとつ手前の信号を右折すると、中杉通りと併行する都道8号線（千代田練馬田無線）で目白通りにでられます。
中村橋駅交差点の先で、千川通りは西武池袋線の富士見台駅付近を通ります。
旧称八成橋交差点 （旧早稲田通り交点）
1つめの信号が八成橋交差点（旧早稲田通り交点）
経路案内標識の先が八成橋第二交差点（環八通り交点）
写真出典〕当サイト撮影（R1.6）
道路情報便覧交差点コード〕No.5339440639, No.5339441598
Google Map
旧早稲田通り（都道25号線、都計道外）と、環八通りと交差する八成橋第二交差点の手前の名前のない交差点（旧称八成橋交差点）で交差します。 旧早稲田通りに左折すると石神井公園方面に、右折すると下井草方面に向かいます。
旧称八成橋第二交差点 （環八通り交点）
環八通り（都道311号線、環状第8号線）が井荻トンネルで千川通りの下を通過します。 井荻トンネルの側道の名前のない交差点（旧称八成橋第二交差点）で環八通りに左折すると荻窪方面に、右折すると谷原方面に向かいます。
井草四丁目交差点 （新青梅街道交点）
新青梅街道（都道245号線、補助第76号線）と井草四丁目交差点で交差します。 新青梅街道に左折すると目白方面に戻り、右折すると西東京方面に向かいます。
井草四丁目交差点の先で西武新宿線の上井草駅前を通ります。
西武新宿線踏切（上井草駅西側）
千川通りは上井草駅の西側で西武新宿線の踏切をクランク状に渡ります。 踏切を渡った先で、千川通りに右折ができないため、都心側から郊外側に車で千川通りをたどることはできません。
西武新宿線の踏切の先の立野橋交差点から終点の関町一丁目交差点までの間は、千川上水緑道が千川通りと併行しています。
関町一丁目交差点 （千川通り終点、青梅街道交点）
千川通りの終点は青梅街道（都道4号線、放射第6号線）の関町一丁目交差点です。 青梅街道に左折すると高円寺方面に、右折すると西東京方面に向かいます。
青梅街道からみた関町一丁目交差点
写真出典〕当サイト撮影（R4.11）
青梅街道を都心側から下ってきたとき、経路案内標識の千川通り、都道439号線、石神井公園方面との案内に従って右折すると千川通りに入ります。