放射第35号線は練馬区の環状第7号線から埼玉県境の笹目橋に至る都市計画道路です。 南側は未供用で中間部は事業中、北側は新大宮バイパスになっています。
〔目次〕
放射第35号線(新大宮バイパス 高島陸橋)
写真出典〕当サイト撮影(H31.4)
放射第35号線の概要
| 現道 | 主要地点 |
|---|---|
| 放射第35号線 起点(練馬区豊玉中三丁目) | 環状第7号線交点 |
| 未供用 | 放射第7号線交点 |
| 都道441号池袋谷原線等 | 放射第36号線終点 平和台駅前交差点 |
| 新大宮バイパス | 新大宮バイパス入口交差点 |
| 放射第35号線 終点(板橋区新河岸三丁目) | 笹目橋、東京都埼玉県境 |
放射第35号線は、練馬区の環状第7号線(環七通り、都道318号線)の豊玉中歩道橋近くの交差点付近から、板橋区の埼玉県境の笹目橋に至る延長8.5kmの都市計画道路です 1) 。
放射第35号線の南側は未供用で、中間部の都道441号線(池袋谷原線)等と重なる区間は事業中です。 北側の新大宮バイパス(国道17号)の区間は、暫定2車線の区間と、往復4〜8車線の区間があります。
1) 練馬区 都市施設の一覧
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
放射第35号線の整備の概況
未供用の区間
放射第35号線起点、環状第7号線交点 (豊玉中歩道橋近くの交差点付近)
放射第35号線の起点は練馬区の環状第7号線(環七通り、都道318号線)の豊玉中歩道橋近くの交差点付近です。
豊玉中歩道橋近くの交差点付近から開進第一小前交差点付近までは代表計画幅員27mですが、この区間に現道はなく優先整備路線になっています。
放射第7号線交点 (練馬駅の南方の交差点付近)
放射第7号線(目白通り、都道8号線)と練馬駅の南方の交差点で交差します。
都道441号池袋谷原線等の区間
放射第35号線屈曲点、放射第36号線終点 (開進第一小前交差点付近)
放射第35号線からみた放射第36号線
写真出典〕当サイト撮影(R4.10)
放射第36号線(都道441号線、池袋谷原線)と開進第一小前交差点付近で接続し、放射第35号線は左に曲がります。
開進第一小前交差点から都道441号線(池袋谷原線)となり、平和台駅前交差点までは代表計画幅員50mですが現道は幅員10〜15m程度の往復2車線で、街路事業(放射第35・36号線 小茂根・早宮、放射35号線 早宮・北町))が行われています。
放射第35・36号線(小茂根・早宮)街路事業
放射第35・36号線(小茂根・早宮)の情報は放射第36号線に集約しています。
放射35号線(早宮・北町)街路事業
事業(早宮・北町)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
関新第一小北交差点(練馬区道、補助第237号線交点、Google Map)から平和台駅前交差点を経て北町五丁目横断路の付近(Google Map)までの延長1,330mは、放射35号線(早宮・北町)として計画幅員40〜50m(車道幅員20〜30m、4車線、両側歩道10m)の街路の拡幅及び新設が行われています。
放射35号線(早宮・北町)は平成11年(1999)12月に環境影響評価の調査計画書が公示され、平成16年(2004)12月に街路事業の認可を得て、令和2年(2020)3月には環八通りから川越街道の間が暫定往復2車線で交通開放され、令和6年(2024)2月には平和台駅前交差点を立体交差化する平和台トンネルが暫定開通しています。
なお、平和台駅前交差点では仮称環状第8号線横断地下通路整備工事を練馬区が施行しています 1) 2) 。
1) 道路の整備 練馬区の路線(東京都第四建設事務所)
2) 放射第35号線(北町)交通開放 令和2年3月30日(月曜日)15時00分(東京都 報道発表)
3) 放射第35号線(平和台トンネル)開通プレイベント トンネルウォーク(ラジエイト)
環状第8号線交点 (平和台駅前交差点)
環状第8号線(環八通り、都道311号線)と平和台駅前交差点で交差します。
平和台駅前交差点から新大宮バイパス入口交差点までは代表計画幅員40mで、街路事業と改築事業(新大宮バイパス入口交差点影響区間)が行われています。
新大宮バイパス(新大宮バイパス入口交差点影響区間)改築事業
新大宮バイパス(新大宮バイパス入口交差点影響区間)
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
北町五丁目横断路の付近(Google Map)から新大宮バイパス入口交差点までの延長150mは、新大宮バイパス入口交差点に立体交差が計画されているため、国道の改築事業で整備されています。
令和2年(2020)3月に暫定往復2車線の平面交差で供用されていて、放射36号線の整備に合わせ立体交差の整備を行う予定になっています 1) 。
1) 一般国道17号 新大宮バイパス(平成29年10月20日、関東地方整備局事業評価監視委員会)
新大宮バイパスの区間
放射第8号線交点 (新大宮バイパス入口交差点)
放射第8号線(川越街道、国道254号)が新大宮バイパス入口交差点で交差します。
新大宮バイパス入口交差点から放射第35号線は新大宮バイパス(国道17号、国土交通大臣管理)になります。 高速道路5号線(高速5号池袋線)合流部までは代表計画幅員36mで、暫定2車線で供用されていて4車線化(新大宮バイパス(国道254号〜高速5号池袋線合流点間))が進められています。
高速道路5号線合流部から埼玉県境までは、中央に高速道路5号線を抱えた計画幅員42〜68.25mで、往復4〜8車線で整備されています。
新大宮バイパス 改築事業
新大宮バイパスは、東京都練馬区の国道254号の新大宮バイパス入口交差点から、埼玉県さいたま市の国道16号の吉野町交差点に至る延長23.2kmのバイパスです。 昭和37年(1962)に建設に着工し、全線が供用されています 1) 2) 。
- 東京都内(国道254号〜高速5号池袋線合流点)延長2.3km‥平成7年(1995)までに開通(暫定2車線)
- 東京都内(高速5号池袋線合流点〜都県境)延長1.5km‥平成3年度(1991)までに開通(往復6車線)
- 埼玉県内 延長19.4km‥昭和54年(1979)までに開通(往復6車線)
1) 新大宮バイパス(大宮国道事務所)
2) 一般国道17号 新大宮バイパス(平成29年10月20日、関東地方整備局事業評価監視委員会)
新大宮バイパス(国道254号〜高速5号池袋線合流点間)改築事業
(国道254号〜高速5号池袋線合流点間)暫定2車線供用
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
新大宮バイパス入口交差点から高速5号池袋線合流点(補助第201号線、都道446号線接続点)までの延長2.3kmは代表計画幅員36mで往復4車線の本線と側道や自歩道で計画されています。
この区間は平成7年(1995)2月に暫定2車線で開通していて、放射第35号線、36号線の整備にあわせて4車線化等の整備が行われています。
(国道254号〜高速5号池袋線合流点間)側道と歩道
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
新大宮バイパス(高速5号池袋線合流点〜都県境)
高速5号池袋線合流点から笹目橋までの延長1.5kmは、中央に高架の自動車専用道路部往復4車線、本線が往復6車線です。
放射第35号線終点 (笹目橋、東京都埼玉県境)
放射第35号線の終点は東京都板橋区と埼玉県戸田市との境の笹目橋で、戸田市側は戸田3・1・1号線(新大宮バイパス、国道17号)として都市計画されています。