環状第5の1号線は渋谷区の天現寺橋交差点から北区の飛鳥山交差点に至る都市計画道路です。 大半が明治通りで、多くの区間で拡幅や新設の事業が行われています。
〔目次〕
環状第5の1号線(明治通り 大久保二丁目交差点付近)
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
環状第5の1号線の概要
| 現道 | 主要地点 |
|---|---|
| 環状第5の1号線 起点(渋谷区広尾五丁目) | 天現寺橋交差点 |
| 明治通り(1) | 渋谷駅東口交差点 宮益坂下交差点 神宮前交差点 |
| 都道305号芝新宿王子線 | 環状第5の1号線支線1分岐点 放射第5号線交点 新宿五丁目東交差点 |
| 明治通り(2) | 新宿五丁目北交差点 新宿七丁目交差点 諏訪町交差点 高戸橋交差点 |
| 未供用の区間 | 千登世橋 |
| 都道435号音羽池袋線 | 東池袋交差点 |
| 明治通り(3) | 池袋六ツ又陸橋 西巣鴨交差点 |
| 環状第5の1号線 終点(北区滝野川二丁目) | 飛鳥山交差点 |
環状第5の1号線は、渋谷区の環状第4号線(外苑西通り、都道418号線)の天現寺橋交差点から、北区の放射第10号線(本郷通り、都道455号線、明治通り、国道122号)の飛鳥山交差点に至る、延長13.9kmの環状方向の都市計画道路です 1) 。
環状第5の1号線の大半は明治通りですが、新宿駅付近と池袋駅付近は別のルートで、新宿駅付近は都道305号線が供用されていて、池袋駅付近は事業中です。
明治通りの区間は往復4〜6車線で整備されている区間と、現道幅員が22m程度の往復4車線の区間があり、拡幅事業が行われている区間もあります。
1) 新宿区 都市施設等都市計画図、 豊島区の街づくり、 北区 都市計画図
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
環状第5の1号線の整備の現況
明治通りの区間(1)
環状第5の1号線起点、環状第4号線交点、補助第8号線終点 (天現寺橋交差点)
環状第5の1号線の起点は渋谷区の環状第4号線(外苑西通り、都道418号線)や補助第8号線(明治通り、都道416号線)と接続する天現寺橋交差点です。
天現寺橋交差点からの環状第5の1号線は明治通り(都道416号線)で、渋谷橋交差点(補助第5号線、駒沢通り交点)からは明治通り(都道305号線)です。 天現寺橋交差点から渋谷駅東口交差点までは代表計画幅員27mで往復4車線で整備されています。
放射第22号線交点 (渋谷駅東口交差点)
放射第22号線(青山通り、玉川通り、国道246号)が渋谷駅東口交差点で交差します。
渋谷駅東口交差点から宮益坂下交差点までの間に渋谷駅東口広場が設けられています。 渋谷駅付近では国道246号渋谷駅周辺整備が行われています。
放射第4号線交点 (宮益坂下交差点)
放射第4号線(渋谷区道、宮益坂、道玄坂)が宮益坂下交差点で交差します。
宮益坂下交差点から神宮前六丁目付近までは計画幅員27〜30mで往復4車線で整備されています。
その先から環状第5の1号線支線1分岐点までは代表計画幅員27mですが、現道は幅員22m程度の往復4車線で、連続して街路事業(環状第5の1号線 神宮前I期、神宮前II期、北参道、千駄ヶ谷)が行われています。
環状第5の1号線(神宮前I期)街路事業
渋谷区神宮前六丁目(渋谷区道交点)から神宮前交差点を経て竹下口交差点(渋谷区道竹下通り交点)までの延長640mは、環状第5の1号線(神宮前I期)として現道幅員22m程度から計画幅員幅員27〜30mへの拡幅が行われています。
環状第5の1号線(神宮前I期)は平成16年(2004)3月に街路事業の認可を得て、用地買収や工事が進められています 1) 2) 3) 。
1) 道路の整備(東京都第二建設事務所)
2) 環状第5の1号線(神宮前1期)(渋谷区役所)
3) 環状第5の1号線(神宮前)(道路局新規事業採択時評価結果)
放射第23号線交点 (神宮前交差点)
放射第23号線(都道413号線、表参道)が神宮前交差点で交差します。
環状第5の1号線(神宮前II期)街路事業
事業(神宮前II期)概況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
竹下口交差点から千駄ヶ谷小学校交差点(渋谷区道、補助第24号線交点)までの延長560mは、環状第5の1号線(神宮前II期)として現道幅員22m程度から計画幅員27〜30mへの拡幅が行われています。
環状第5の1号線(神宮前II期)は平成28年(2016)3月に街路事業の認可を得て、用地取得が進められています 1) 2) 。
1) 道路の整備(東京都第二建設事務所)
2) 環状第5の1号線(神宮前2期)(渋谷区役所)
事業(神宮前II期)用地取得状況
写真出典〕当サイト撮影(R7.8)
環状第5の1号線(北参道)街路事業
事業(北参道)の用地取得状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
千駄ヶ谷小学校交差点から鳩森小学校西交差点(渋谷区道交点、JR中央線跨道橋の北)の先までの延長900mは、環状第5の1号線(北参道)として現道幅員22m程度から計画幅員27〜30mへの拡幅が行われています。
環状第5の1号線(北参道)は平成15年(2003)3月に街路事業の認可を得て、用地取得や工事が進められています 1) 2) 。
1) 道路の整備(東京都第二建設事務所)
2) 環状第5の1号線(北参道)(渋谷区役所)
都道305号芝新宿王子線の区間
明治通りが環状第5の1号線支線1にそれるため、環状第5の1号線は都道305号線になります。
環状第5の1号線支線1分岐点
環状第5の1号線(都道305号線)と環状第5の1号線支線1(明治通り、都道305号線)が分岐します。
環状第5の1号線支線1は明治通りで、新宿駅付近を経由して新宿五丁目北交差点で環状第5の1号線と合流する道路で、代表計画幅員22mで往復4車線で整備されています。
環状第5の1号線は都道305号線(芝新宿王子線)で、支線1の分岐点から放射第5号線との交点までは計画幅員14〜35mで、外回りは地下構造の千駄ヶ谷ぎょえんトンネルを抜ける2車線、内回りは地上部の2車線で、令和4年(2022)12月に交通解放(環状第5の1号線 千駄ヶ谷)されました。
環状第5の1号線(千駄ヶ谷)街路事業
当初事業認可区間(北側は放射第5号線まで延伸されている)
事業(千駄ヶ谷)の工事状況
写真出典〕当サイト撮影(R7.12)
千駄ヶ谷ぎょえんトンネル上の内回り線
写真出典〕当サイト撮影(R7.12)
鳩森小学校西交差点から放射第5号線交点までの延長805mは、環状第5の1号線(千駄ヶ谷)として千駄ヶ谷ぎょえんトンネルなどが整備されました。
この区間の南側の延長475mは平成3年(1991)1月に事業認可を得ています。
この区間の北側の延長330mは、新宿御苑に貴重な樹木があることなどから、平成12年(2000)から環境の調査に着手し、平成17年(2005)6月に当初平面4車線の計画を地下トンネル2車線、地上部道路2車線に都市計画変更して、平成18年(2006)8月に事業認可を得て、令和4年(2020)12月に千駄ヶ谷ぎょえんトンネルなどの交通開放が行われました。
放射第5号線交点から新宿五丁目北交差点の先までの延長640mは、既に都市計画幅員で道路が整備されていた区間で、道路改良区間として交差点改良等が行われています 1) 2) 3) 。
1) 環状第5の1号線(千駄ヶ谷)(第二建設事務所 道路の整備)
2) 東京都市計画道路 環状第5の1号線(渋谷区千駄ヶ谷五丁目〜新宿区内藤町)(令和元年度第2回事業評価委員会)
3) 東京都市計画道路環状第5の1号線(千駄ヶ谷)整備事業(全国街路事業促進協議会)
放射第5号線交点 (計画線交点)
放射第5号線(甲州街道、国道20号)の新宿御苑トンネルが計画線交点で環状第5の1号線の下をくぐります。
計画線交点には千駄ヶ谷ぎょえんトンネルの先の地上部道路と、新宿御苑トンネルの坑口周回道路との交差点があります。
環状第5の1号線は、計画線交点から新宿五丁目北交差点まで、代表計画幅員40mで往復6車線で整備されていて、現道内での交差点改良等(環状第5の1号線 千駄ヶ谷)が行われています。
放射第24号線交点 (新宿五丁目東交差点)
放射第24号線(靖国通り、都道302号線)が新宿五丁目東交差点で交差します。
明治通りの区間(2)
環状第5の1号線支線1合流点 (新宿五丁目北交差点)
環状第5の1号線支線1(明治通り、都道305号線)が新宿五丁目北交差点で合流します。
新宿五丁目北交差点からの環状第5の1号線は明治通り(都道305号線)で、新宿七丁目交差点の先までは代表計画幅員35mで往復4車線で整備されています。
放射第6号線交点 (新宿七丁目交差点)
放射第6号線(都道302号線、職安通り)が新宿七丁目交差点で交差します。
新宿七丁目交差点から大久保二丁目交差点(補助第71号線、大久保通り交点)の手前までは代表計画幅員35m、その先は諏訪町交差点(補助第74号線、諏訪通り交点)までは代表計画幅員27mで、街路事業(環状第5の1号線 大久保)(〃 戸山)で整備されています。
環状第5の1号線(大久保)街路事業
事業(大久保)の整備状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
新宿七丁目交差点から大久保二丁目交差点の先(新宿区道交点、Google Map)までの延長440mは、環状第5の1号線(大久保)として計画幅員27〜35mに拡幅されました。
環状第5の1号線(大久保)は平成13年(2001)9月に街路事業の認可を得て、平成27年度(2015)に完了しています 1) 。
1) 現在事業中の箇所(東京都第三建設事務所)
事業(大久保)の整備状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
環状第5の1号線(戸山)街路事業
事業(戸山)の工事状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
大久保二丁目交差点の先(新宿区道交点、Google Map)から諏訪町交差点までの710mは、環状第5の1号線(戸山)として計画幅員27〜30mへの拡幅が行われています。
環状第5の1号線(戸山)は平成15年(2003)10月に街路事業の認可を得て、用地取得を終え、工事が進められています 1) 2) 。
1) 現在事業中の箇所(東京都第三建設事務所)
2) 環状第5の1号線(戸山)(道路局新規事業採択時評価結果)
補助第74号線交点 (諏訪町交差点)
補助第74号線(都道25号線、飯田橋石神井新座線)が諏訪町交差点で交差します。
諏訪町交差点から高戸橋交差点の先までは、代表計画幅員35mですが現道は幅員22m程度の往復4車線で優先整備路線となっています。
放射第7号線交点 (高戸橋交差点)
放射第7号線(新目白通り、都道8号線)が高戸橋交差点で交差します。
高戸橋交差点から千登世橋までは代表計画幅員40mでトンネルの出入口が計画されています。 この区間の現道は幅員22m程度の往復4車線で街路事業(環状第5の1号線 雑司が谷)が行われています。
未供用の区間
補助第76号線交点、補助第171号線分岐点 (千登世橋)
千登世橋で補助第76号線(目白通り、都道305号線)が環状第5の1号線の上を越えるとともに、補助第171号線(明治通り、都道305号線)が環状第5の1号線から分岐します。
補助第171号線は明治通り等で代表計画幅員22mの4車線道路で、池袋駅前を経て池袋六ツ又陸橋で環状第5の1号線に合流します。
環状第5の1号線は千登世橋から東池袋交差点までは、代表計画幅員30mですが現道はなく街路事業(環状第5の1号線(雑司が谷)街路事業)が行われています。
環状第5の1号線(雑司が谷)街路事業
事業(雑司が谷)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
豊島高田郵便局前の交差点(Google Map)から千登世橋を経て東池袋交差点までの延長1,400mは、環状第5の1号線(雑司が谷)として街路の新設が行われています。
この区間のうち千登世橋から東池袋交差点までの延長990mは、当面、平面の往復2車線で整備し地下道路は将来整備することで平成10年(1998)7月に街路事業の認可を得て、平成20年(2008)6月には道路の下に入る地下鉄副都心線が開業し、平成24年(2012)頃には暫定道路が整備されています。
環状第5の1号線(雑司が谷)は、環境影響評価や、既定の計画幅員30〜35mの地上4車線から、計画幅員30m(都電9m、両側車道幅員5.5m、両側歩道5m)〜40mの地上2車線と地下2車線への都市計画変更が平成23年(2011)4月に行われています。
平成23年(2011)10月にトンネル坑口部等を含めた延長1,400mに事業認可を変更し、用地取得や工事が進められています 1) 2) 3) 4) 。
1) 地下道路整備工事の概要、環状第5の1号線 地上道路の整備計画案(中間まとめ)、環境への影響について(第四建設事務所)
2) 環状5の1号線の整備(豊島区の街づくり2023)
3) 都市計画変更素案のあらまし
4) 環状第5の1号線(豊島区雑司が谷三丁目〜同区南池袋二丁目)(令和2年度第2回事業評価委員会)
事業(雑司が谷)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
事業(雑司が谷)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R6.12)
都道435号音羽池袋線の区間
放射第26号線終点、補助第77号線起点 (東池袋交差点)
放射第26号線(都道435号線)と補助第77号線(豊島区道、グリーン大通り)とが東池袋交差点で接続します。
環状第5の1号線は東池袋交差点から都道435号線となり、上に高速道路5号線(高速5号池袋線)が通り、代表計画幅員40mで往復6車線で整備されています。
明治通りの区間(3)
放射第8号線交点、補助第171号線合流点 (池袋六ツ又陸橋)
六ツ又陸橋交差点で放射第8号線(春日通り、川越街道、国道254号)と交差し、補助第171号線(明治通り、都道305号線)が合流します。
池袋六ツ又陸橋からの環状第5の1号線は明治通り(都道305号線)で、西巣鴨交差点までは計画幅員27〜30mですが現道は幅員22〜23m程度の往復4車線です。
上池袋交差点(補助82号線、都道436号線交点)までは優先整備路線で、その先は街路事業(環状第5の1号線 西巣鴨I期)が行われています。
環状第5の1号線(西巣鴨I期)街路事業
事業(西巣鴨I期)用地買収前の状況
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
上池袋交差点(都道436号線、補助第82号線交点、Google Map)から西巣鴨交差点までの延長770mは、環状第5の1号線(西巣鴨I期)として現道幅員23m(車道幅員14.8m、歩道3.7+4.1m)程度から計画幅員27m(車道幅員17.5m、両側歩道4.75m)への拡幅が行われています。
環状第5の1号線(西巣鴨I期)は令和4年(2022)4月に街路事業の認可を得て、用地取得が進められています 1) 2) 。
1) 道路整備計画のあらまし(東京都第四建設事務所)
2) 環状5の1号線の整備(豊島区の街づくり2023)
放射第9号線交点 (西巣鴨交差点)
放射第9号線(白山通り、中仙道、国道17号)が西巣鴨交差点で交差します。
西巣鴨交差点から飛鳥山交差点までは明治通り(国道122号)で、中に高速道路王子線(高速中央環状線)を抱えた計画幅員27〜35mで往復4車線で整備されています。
環状第5の1号線終点、放射第10号線交点 (飛鳥山交差点)
環状第5の1号線の終点は北区の放射第10号線(本郷通り、都道455号線、明治通り、国道122号)の飛鳥山交差点です。