放射第17号線は大田区の大森警察署前交差点から神奈川県境の大師橋に至る都市計画道路です。 産業道路で4〜6車線の現道があり、現道が4車線の区間では街路事業が行われています。
〔目次〕
放射第17号線(産業道路 大師橋)
写真出典〕当サイト撮影(H30.10)
放射第17号線の概要
| 現道 | 主要地点 |
|---|---|
| 放射第17号線 起点(大田区大森東二丁目) | 大森警察署前交差点 |
| 産業道路 | 放射第18号線計画線交点 大鳥居交差点 |
| 放射第17号線 終点(大田区羽田二丁目地先) | 大師橋、東京都神奈川県境 |
放射第17号線は、大田区の放射第19号線(第一京浜、国道15号)の大森警察署前交差点から、大田区の神奈川県境の大師橋に至る延長3.5kmの都市計画道路です。
放射第17号線は、全線が産業道路(国道131号、都道6号線)で計画幅員30〜35mで、現道が往復4車線で拡幅事業が行われている区間と、往復6車線で整備されている区間があります。
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
放射第17号線の整備の概況
産業道路の区間
放射第17号線起点、放射第19号線交点 (大森警察署前交差点)
大森陸橋の先の放射第17号線
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
放射第17号線の起点は大田区の放射第19号線(第一京浜、国道15号)の大森警察署前交差点です。
大森警察署前交差点からの放射第17号線は産業道路(国道131号)で、大森陸橋部は計画幅員30mで整備されています。
大森陸橋の先から放射第18号線計画線交点までは、計画幅員30mですが現道は幅員22m程度の往復4車線で街路事業(放射第17号線 大森東)が行われています。
放射第17号線(大森東)街路事業
大森陸橋の先から京浜病院の先の信号交差点(大田区道、補助第36号線交点)までの延長800mは、放射第17号線(大森東)として現道幅員22m程度から計画幅員30〜35mへの拡幅が行われています。
放射第17号線(大森東)は平成25年(2013)2月に街路事業の認可を得て、用地取得が進められています 1) 。
1) 東京都市計画道路放射第17号線(令和3年度第2回事業評価委員会)
事業(大森東)の概況
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
放射第18号線終点 (計画線交点)
放射第18号線の計画線が計画線交点で接続します。 放射第18号線は未整備です。
放射第18号線計画線交点から糀谷南交差点(補助第38号線、大田区道交点)までは、代表計画幅員35mですが現道は幅員22m程度の往復4車線で街路事業(放射第17号線 大森東、呑川、東糀谷)が行われています。
糀谷南交差点から大鳥居交差点を経て神奈川県境までは、代表計画幅員35mで往復6車線で整備されています。
放射第17号線(呑川)街路事業
放射第17号線(大森東)の終点(大田区道、補助第36号線交点)から呑川の先までの延長345mは、放射第17号線(呑川)として現道幅員22m程度から計画幅員35mへの拡幅が行われています。
放射第17号線(呑川)は平成12年(2000)11月に街路事業の認可を得て、用地取得が概ね終わり、橋梁工事などが進められています 1) 。
1) 東京都市計画道路 放射第17号線(令和6年度第1回事業評価委員会)
2)
呑川新橋下部工事(5二-放17呑川)(松井建設株式会社)
事業(呑川)の概況
写真出典〕当サイト撮影(R7.7)
放射第17号線(東糀谷)街路事業
放射第17号線(呑川)の終点から糀谷南交差点(大田区道、補助第38号線交点、Google Map)までの延長350mは、放射第17号線(東糀谷)として現道幅員22m程度から計画幅員35mへの拡幅が行われました。
放射第17号線(東糀谷)は平成9年(1997)12月に街路事業の認可を得て用地取得が終わり、北側は呑川の影響範囲で南側は整備されています 1) 。
1) 道路の整備 放射第17号線(第二建設事務所)
環状第8号線交点 (大鳥居交差点)
環状第8号線(環八通り、国道131号、都道311号線)が大鳥居交差点で交差します。
放射第17号線は大鳥居交差点からは産業道路(都道6号線)になります。
京浜急行大師線の踏切は、平成31年(2019)3月に立体交差事業により地下化されて無くなっています。
放射第17号線終点 (大師橋、東京都神奈川県境)
放射第17号線の終点は東京都大田区と神奈川県川崎市川崎区との境の多摩川に架かる大師橋で、川崎市側は川崎3・1・2号線(東京大師横浜線、県道6号線)として都市計画されています。