放射第18号線は中央区の蓬莱橋交差点から大田区の放射第17号線との計画線交点に至る都市計画道路です。 海岸通りとして整備された区間と未供用の区間が混在しています。
〔目次〕
放射第18号線(海岸通り 平和島出入口付近)
写真出典〕当サイト撮影(H30.11)
放射第18号線の概要
| 現道 | 主要地点 |
|---|---|
| 放射第18号線 起点(中央区) | 蓬莱橋交差点 |
| 海岸通り(1) | 汐先橋交差点 環状第3号線交点 環状第4号線起点 |
| 未供用の区間(1) | 天王洲アイル交差点 補助第26号線起点 |
| 海岸通り(2) | 補助第146号線交点 平和島の立体交差 |
| 未供用の区間(2) | 高速道路1号線の分岐点 |
| 放射第18号線 終点(大田区大森南一丁目) | 放射第17号線交点 |
放射第18号線は、中央区の放射第19号線(昭和通り、都道316号線)の蓬莱橋交差点から、大田区の放射第17号線(産業道路、国道131号)との計画線交点に至る延長12.9kmの都市計画道路です 1) 。
放射第18号線の都心側は海岸通り(都道316号線)として往復6車線で整備されています。 その先は未供用の区間を挟んで、海岸通り(都道316号線)として往復4〜6車線で整備されています。 高速1号羽田線と分岐した先は終点まで未供用です。
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
放射第18号線の整備の概況
海岸通りの区間(1)
放射第18号線起点、放射第19号線交点 (蓬莱橋交差点)
放射第18号線の起点は中央区の放射第19号線(昭和通り、都道316号線)や補助第313号線(都道481号線)と接続する蓬莱橋交差点です。
蓬莱橋交差点からの放射第18号線は海岸通り(都道316号線)で、汐先橋交差点までは代表計画幅員55mで高速道路8号線(高速八重洲線)をはさんで往復6車線で整備されています。
放射第31号線起点、環状第2号線交点 (汐先橋交差点)
放射第31号線(新大橋通り、都道50号線)や環状第2号線(環二通り、都道481号線)が汐先橋交差点で交差します。
汐先橋交差点から天王洲アイル交差点までは、計画幅員40m〜48mで高速道路1号線(高速都心環状線)をはさんで往復6車線で整備されています。
環状第3号線交点 (浜崎橋付近)
環状第3号線の計画線と浜崎橋付近の計画線交点で交差します。
環状第3号線はトンネルで放射第18号線の下をくぐり東西に向かいます。
浜崎橋ジャンクションから放射第18号線の上を通る高速道路が高速1号羽田線になります。
環状第4号線起点 (港南四丁目交差点)
環状第4号線(都道480号品川埠頭線)が港南四丁目交差点で分岐します。
未供用の区間(1)
環状第6号線起点 (天王洲アイル交差点)
天王洲アイル交差点(環状第6号線起点)の先の未整備区間
写真出典〕当サイト撮影(R4.4)
環状第6号線(海岸通り、都道317号線)が天王洲アイル交差点で接続します。
天王洲アイル交差点は海岸通りが屈曲する交差点で、南側には補助第160号線(都道316号日本橋芝浦大森線、天王洲通り)が、東側には補助第16号線(都道480号品川埠頭線)が接続しています。
放射第18号線は鮫洲橋北詰までは計画幅員30〜42mですが未整備です。
計画内容再検討区間 (天王洲アイル交差点〜品川区勝島一丁目)
天王洲アイル交差点から品川区勝島一丁目までの区間は京浜運河の上部に計画されているため、平成28年(2016)に骨格幹線道路網の形成に向けて検討が必要とされ、事業の実現性や施工性の観点などからの検討が行われています 1) 2) 。
1) 第2章 4 計画内容再検討路線(エ)(東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画))
2) 「見直し候補路線」「計画内容再検討路線」「新たに検討する都市計画道路」の検討状況(令和7年3月、 〃 )
補助第26号線起点 (計画線接続点)
補助第26号線の起点が放射第18号線の計画線に接続しますが、双方とも計画線で現道はありません。
なお、計画線接続点付近で高速1号羽田線 東品川桟橋・鮫洲埋立部更新の工事が行われています。
海岸通りの区間(2)
補助第146号線交点 (鮫洲橋北詰)
補助第146号線(海岸通り、都道316号線、品川区道)が鮫洲橋北詰で交差します。
鮫洲橋北詰からは海岸通り(都道316号線)となり、鮫洲橋の前後は計画幅員38mですが現道は往復4車線です。
その先の高速道路1号線(高速1号羽田線)が放射第18号線の上や真ん中を通る区間は、勝平橋までは計画幅員40m、その先は平和島の立体交差を越えて昭和島駅付近までは計画幅員80〜92mで、往復4〜6車線で整備されています。
鮫洲橋南詰(補助第146号線交点)
写真出典〕当サイト撮影(R4.4)
交差点の先
写真出典〕当サイト撮影(R4.4)
環状第7号線交点 (平和島の立体交差)
環状第7号線(環七通り、都道318号線)が平和島の立体交差で交差します。
未供用の区間(2)
放射第18号線と高速道路1号線の分岐点 (東京モノレール昭和島駅付近)
東京モノレールの昭和島駅付近で放射第18号線の計画線は高速道路1号線(高速1号羽田線)から逸れて、南西に向かいます。
昭和島駅付近から放射第17号線交点までは、代表計画幅員15mですが現道はありません。
未供用区間の概況
放射第18号線の計画線は、平和島運河を大森東避難橋の南側で渡り、埋め立てた旧呑川の上に整備された旧呑川緑地を通ります。
放射第18号線終点、放射第17号線交点 (計画線交点)
放射第18号線の終点は大田区の放射第17号線(産業道路、国道131号)と接続する計画線交点です。